【初心者向け】分散型データベースWeaveDBとは?【私たちの活用方法まで解説】

分散型データサーバー初心者「WeaveDBについて知りたい。最近NFTプロジェクトにハマっているのでArweave(データの永久保存で有名)との関係について知っておきたい。私たちにどんな得があるのか知っておきたい。」
こんな感じの方向けの記事になります。
Arweaveしかり、分散型のデータ保存場所はNFT界隈で最近注目されてきているので解説していきます。
もくじ
- WeaveDBは分散型のデータベースのこと。
- NFTやクリプトにハマっている私たちの活用方法
では見ていきたいと思います。
WeaveDBは分散型のデータベースです。
結論、WeaveDBはスマートコントラクト上で機能するデータベースのことです。
データベースとはデータを入れておく箱みたいなもの。

これまではGoogleやAmazonがやってきたデータの整理を、ブロックチェーン上でやればWeb3(非中央集権)的に管理できるね!というプロジェクトになっています。
分散型のデータベースって?
分散型、つまりブロックチェーン上にあるデータベースのいいところは、安全性です。
改ざんされにくい / 信頼度が高い / データを個人が所有できる
このあたりが注目されているポイントになります。
よくある質問
「もっと技術的には難しいのでは?こんなに簡単にまとめて大丈夫?」といった疑問があると思います。
こんな疑問があるかと思いますが、大丈夫です。
なぜならほんとにほんとの詳しい部分は開発者や技術者が理解していればOKだからです。
実際、電源プラグにコンセントを刺したら電気が流れる仕組みは分からないけど私たちは当たり前のように使っていますよね。
私たちにとって重要なこと
それよりも重要なことはWeaveDBをざっくりと理解し、関連するサービスが出てきたら使える準備をしておくことだと思います。
全く知らないサービスだと使いにくいですよね。
なので分かりやすくざっくり解説していきます。
ここでは、WeaveDBは「Web3的にみんなでデータを管理するための箱」くらいの認識でOK。
ブロックチェーン技術によって新しいデータ保管庫ができようとしています。
しかも国産です。
概要
概要と公式リンク、まとめておきます。
こんな感じ。
なんとファウンダーが日本人だというところは注目されている理由であります。
ちなみにこの方は他にもHiÐΞ(ハイド)というプロトコルなんかを開発されているので見てみてください!
このWeaveDBを支える3つの柱については以下で見ていきたいと思います。
どんな技術が使われているの?
Arweave、どっかで聞いたことありませんか?
そうです。NFTです。
meta社とのパートナーシップで話題になりましたね!
📢Happy to announce that @Meta is now utilizing Arweave for the storage of their creator's digital collectibles on @instagram!
Bringing data permanence to the giants of web2!https://t.co/7HbquIsMJg pic.twitter.com/TFef5WhrN3
— Arweave Team (@ArweaveTeam) November 2, 2022
最近NFTの保存方法で色々話題になった結果、こちら(Arweave)が使われることが増えてきています。
はやっちさんの分かりやすい解説はこちら!
本日、 Arweaveが 1.5倍の暴騰を見せています。
Arweave は何か知らない人向けに説明したいと思います。Arweaveは、Permanent Web と言い、主な使い方は、画像を永年保存できるストレージです。一度料金を支払うと最低200年保存できます
1) pic.twitter.com/Egf3pQl0SR— Hayatti.lens @ はやっち (@HayattiQ) November 3, 2022
まとめると、、、
- ブロックチェーンの一種
- プルーフオブアクセス
- データの無期限保存プラットフォーム
- NFTの保存先、分散型ストレージとして注目されている
上記で分かる通り「データ」を「分散」して「超長期」で保存することに特化したブロックチェーンが『Arweave』です。
そんなArweaveの特徴を利用しWeaveDBは実現しています。
ちなみに公式日本語アカウントがあります。
残り2つの柱
サクッと解説します。
Warp

Warpはこんな感じ。
- Arweave上のスマコン(スマートコントラクト)
- 元々Arweave上にあったスマコン「SmartWeave」のレベルアップ版。
- 開発言語が豊富(JavaScript/TypeScript/Rust/Goなど)
イメージはArweave上のスマートコントラクトのパフォーマンスをあげている感じ。
開発者は様々なプログラミング言語で開発できるという利点もあります。
Bundlr

Bundlrはこんな感じ。
- Arweaveでの処理速度をスピードアップするために開発。
- ユーザーのガスレス設計
- 即時ファイナリティー(確実な決済)
イメージは『WeaveDB』をさらに使いやすくするためのツール。
Warpによってユーザーがスピード/信頼性/ガス代など様々な面でより快適に使用できるようになるイメージ。
どちらも厳密にはいろいろあるのでよかったらこちらをどうぞ。
・WeaveDBの大まかな解説 ・Warpアカデミー ・Bundlrドキュメント
NFTやクリプトにハマっている私たちの活用方法
結論、新しいプロジェクトにのっかってみることです。
なぜなら分散型データベースの需要はこれから伸びそうだから。
サービスA:中央集権データベース使用。Web2で有名。 サービスB:分散型データベース使用。Web2ではあまり知られていない。 サービスそのものの使いやすさ・見やすさはサービスAと変わらない。
この場合、クリプト界隈で利用されるならサービスB。
なぜなら中央集権からの脱却を図っているのがクリプトだから。NFTやクリプト関連のデータ保存先として活用される未来が来るかもです。
なので分散型データベースWeaveDBを活用したサービスが今後出てきた場合のっかってみると面白そう。
いくつかの国内NFTプロジェクトはWeaveDBを支えるArweaveにデータを保存していますよね。今後も分散型ストレージやデータベース利用は増えていきそう。
これから出てきそうなサービス
とはいえ、どんなサービスが出てくるかイメージしづらいですよね。
なのでこれから出てきそうなサービスを並べてみます。
これから出てきそうなサービス
- 分散型Twitter
- 分散型YouTube
- 分散型個人ブログ
- 分散型メディア
どれも、データを個人が「所有」し、しかも「安全に」「改ざんされにくく」「半永久的に残る」こんなサービスです。
データが改ざんされずに、バンされずに、残り続けてくれる。これだけでWeb3とは関係なくても使いたい人はいそう。
最後に
ここまで分散型のデータベースWeaveDBのお話をしてきました。
そんなWeaveDBを支える分散型ストレージのArweaveはNFT界隈でこれから活躍していきそうなのでこちらもチェックしていきたいと思います。
今回は以上です!
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